Archive for the ‘相関語句’ Category.

英文050

Officials to inspect agricultural products without advance notice(2011/08/25のJapanTimesより)

「農作物を抜き打ち検査へ」

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110825a3.html

Municipalities likely to be subject to the snap inspections are those that have
conducted no checks, officials at the Ministry of Health, Labor and Welfare said.

 

単語チェック
*municipality<名詞>市町村
*likely<形容詞>ありそうな
*subject<形容詞>さらされる
*snap inspection<名詞>抜き打ち検査
*conduct<動詞3>行う
*Ministry of Health, Labor and Welfare<名詞>厚生労働省

構造チェック

まずは、英文全体の構造をチェックしてみましょう。

イメージ2にソース表示がついた形です。全体としては単純ですね。それでは、細かな内部構
造をチェックしていきましょう。
まずは、名詞Aには、次のような修飾語がついています。

likely to be subject to the snap inspections   

これは、少し注意が必要です。likelyという形容詞で始まっていますが、これはbeingが省略さ
れていて、

being likely to be subject to the snap inspections   

という形容-分詞句です。そして、ここにbe likely toという表現がありますが、これは助動詞
相当句といって、助動詞と同じ役割をします。助動詞は、事実を表すのではなく、「~かもし
れない」などの発言者の主張を表すときに使いますが、このbe likely toも「~がありそうで
ある」という発言者の主張を表します。したがって、この形容-分詞句の内部構造は、

となります。「抜き打ち検査にかかりそうな→」という修飾です。

では、全体に戻って、A’の名詞を見てみましょう。

those that have conducted no checks

これは、

those municipalities that have conducted no checks

の省略です。those「それら」は、前に書いてある「それら」ではなく、その指示内容が後ろに
書いてあります。これを相関語句と呼びます。この場合、「それらの市町村、それらって言う
のは、検査を行っていないもののこと」という表現です。
日本語訳

Municipalities likely to be subject to the snap inspections are those that have
conducted no checks, officials at the Ministry of Health, Labor and Welfare said.

「その抜き打ち検査にかかりそうな市町村は、検査を行ってこなかった市町村である—厚生労
働省の役人は語った。」

英文042

Kan keeps foes on edge over resignation timetable(2011/06/29のJapanTimesより)

「菅首相は、辞任の時期で未だ対立」

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110629a3.html

But it still remains to be seen whether his remark means the end of what critics call
his “smokescreen tactic” to keep every key issue vague.

単語チェック
*remain<動詞2>~のままである
*remark<名詞>発言
*mean<動詞3>意味する
*critic<名詞>評論家
*call<動詞5>呼ぶ
*smokescreen tactic<名詞>偽装戦略
*issue<名詞>問題
*vague<形容詞>曖昧な

構造チェック

まずは、英文全体の構造をチェックしてみましょう。

イメージ2です。名詞Aは相関語句になっていて、前にあるit「それ」の内容を、後ろの名-サ
イン節で具体的に説明しています。イメージ2の部分は、「それは、これから見られる状態の
ままである→それは、まだわかっていない」という意味になります。

それでは、名-サイン節を詳しく見てみましょう。

whether his remark means the end of what critics call his “smokescreen tactic” to
keep every key issue vague

内部構造を確認すると、

イメージ3です。この中の名詞Bに、よく注意してください。ofという前置詞の後は、名-疑問
詞節になっています。その内部構造を確認すると、

イメージ5です。この構造は、少し難しいですね。元の語順に戻してみると、

です。疑問詞節として考えると「評論家が、何を、すべての重要課題を曖昧にしておく彼の偽
装戦略と呼んでいるのか」となります。ただ、これでは全体として意味がよくわからないの
で、ここは、「確定の疑問詞節」として考えます。「評論家が、すべての重要課題を曖昧にし
ておく彼の偽装戦略と呼んでいるもの」となります。

日本語訳

But it still remains to be seen whether his remark means the end of what critics call
his “smokescreen tactic” to keep every key issue vague.

「しかし、彼の発言が、評論家がすべての重要課題を曖昧にしておく彼の偽装戦略と呼んでい
るものの終わりを意味するのかどうかは、まだ明らかではない。」

英文039

DPJ pushing LDP ties after Kan resigns(2011/06/07のJapanTimesより)

「菅辞任後の連立を模索」

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110607a1.html

It remains to be seen, however, if the DPJ will agree to rethink its promises,
because supporters of party heavyweight Ichiro Ozawa may oppose major changes to the
pledges.

単語チェック
*remain<動詞2>~のままでいる
*DPJ<名詞>民主党
*agree<動詞3>同意する
*rethink<動詞3>再考する
*promise<名詞>約束
*supporter<名詞>支持者
*heavyweight<名詞>重鎮
*oppose<動詞3>反対する
*pledge<名詞>約束

構造チェック

まずは、英文全体の構造を確認してみましょう。

イメージ2+副-サイン節という形です。注意すべきところは、=Aの部分です。ここが本当の名
詞Aなのですが、イメージの型の後ろに置かれていますね。イメージの型の名詞Aの部分には、
Itと言う指示語が置かれています。英語では、このように、指示語を先において、後ろでその
指示内容を具体的に示す形があります。これは、前の指示語と、後ろの指示内容が相関してい
るということで、相関語句と言います。

では、=Aの部分を見てみましょう。ここは、名-サイン節になっています。その内部構造は、

イメージ3です。ifで始まっているので、疑問の意味を表しています。この中の名詞Bは、名-
to原形句です。その内部構造は、

イメージ3を利用しています。「民主党が、その約束を再考することに合意するかどうか」と
いう意味になります。これが、本当の名詞Aの内容です。

そして、イメージ2の意味の把握も少し難しいと思います。イメージ2は、A’の部分が名詞Aの
存在状態を説明しています。その状態が、形容-to原形句で表現されていますね。

to be seen

to原形句は、「これからの動作」を表す表現ですから、「これから見られる状態」という意味
です。したがって、「民主党が、その約束を再考することに合意するかどうかは、まだわかっ
ていない」という意味になります。

では、最後の副-サイン節の内部構造を確認しておきましょう。

イメージ3です。

日本語訳

It remains to be seen, however, if the DPJ will agree to rethink its promises,
because supporters of party heavyweight Ichiro Ozawa may oppose major changes to the
pledges.

「しかしながら、民主党がその公約を再考することに合意するかどうかは、まだ明らかになっ
ていない、なぜなら党の重鎮Ichiro Ozawaの支持者たちが、その公約の大幅な変更に反対する
かもしれないからである。」