Archive for 8th 7月 2012

英文086

Noda mulling autumn election: source (2012/07/08のJapanTimesより)

「首相は、秋の選挙を検討」

http://www.japantimes.co.jp/text/nn20120708a2.html

With the LDP mulling a no-confidence motion against Noda’s Cabinet or a censure
motion against the prime minister unless he vows to dissolve the Lower House soon,
the friction between the ruling and opposition blocs could intensify further.

 

単語チェック
*LDP<名詞>自民党
*mull<動詞3>検討する
*no-confidence motion<名詞>不信任案
*Cabinet<名詞>内閣
*censure motion<名詞>問責決議
*vow<動詞3>誓う
*dissolve<動詞3>解散する
*Lower House<名詞>衆議院
*friction<名詞>衝突
*intensify<動詞1>激化する

構造チェック

副-前置詞句+イメージ1です。
副-前置詞句に注目してみましょう。前置詞句は、「前置詞+名詞」という形が基本ですが、
withの場合は、例外的な形を取る「付帯状況」という用法があります。それはwithの後にイ
メージ5と同様の「名詞B+B’」という形が続きます。つまり「with+名詞B+B’」という形に
なります。そして、形としてイメージ5と同じということは、とらえ方もイメージ5と同じで
す。この英文の場合は、

という構造です。「名詞B+B’」の部分に1つの状況を想定して、「~の状況で(付帯状況)」
と考えます。すると「もし彼がすぐに衆議院を解散することを誓わないなら、自民党は野田内
閣に対する不信任案か、首相に対する問責決議を検討している状況で」となります。

日本語訳

With the LDP mulling a no-confidence motion against Noda’s Cabinet or a censure
motion against the prime minister unless he vows to dissolve the Lower House soon,
the friction between the ruling and opposition blocs could intensify further.

「自民党は、もし野田首相がすぐに衆議院を解散することを誓わないなら、野田内閣に対する
不信任案か、首相に対する問責決議を検討しているので、与野党陣営の衝突は、さらに激化す
る可能性がある。」