Archive for 11th 4月 2014

英文091

Japan, U.S. fail to move closer over TPP before Obama visit(2014/04/09のJapanTimesより)

「サミット前の日米TPP会談は不調に」

http://www.japantimes.co.jp/news/2014/04/09/business/japan-u-s-fail-to-move-closer-over-tpp-before-obama-visit/#.U0Z_Ffl_uao

The latest session of negotiations could be the last opportunity for them to advance talks ahead of a

summit between Obama and Prime Minister Shinzo Abe on April 24, when both sides are hoping to reach a

broad agreement on market access for agriculture and autos.

単語チェック

*latest<形容詞>最近の

*session<名詞>会合

*negotiation<名詞>交渉

*opportunity<名詞>機会

*advance<動詞3>進める

*ahead of<前置詞>~の前に

*summit<名詞>首脳会談

*reach<動詞3>到達する

*broad<形容詞>幅広い

*agreement<名詞>合意

*market access<名詞>市場参入

*agriculture<名詞>農業

構造チェック

イメージ3です。動詞のcouldは時制の一致によるもので「可能性があった」という意味です。

名詞Bには、形容-to原形句の修飾がついています。その内部構造は、

イメージ3+副-前置詞句を利用しています。最初のfor themはto原形句の意味上の主語を表しています。よっ

て、「彼らが、話し合いを進めるための→最後の機会」となります。また、副-前置詞句には、形容-代用詞節の修飾

がついています。これを副-サイン節と間違えないようにしてください。副-サイン節と考えると、could beを修飾

してしまうので、どうやっても正しい意味が読み取れません。よって、when以下は、April 24という名詞を修飾す

る形容-代用詞節が、非限定になっていると考える必要があります。その内部構造は、

これも少々注意が必要です。whenは代用副詞なので、実質的にon April 24という副-前置詞句の代用になります

が、この副詞句は、are hopingを修飾しているわけではありません。よって、この段階ではadとはならないので

す。では、どこを修飾しているのかというと、名詞Bの名-to原形句の構造を確認してみましょう。

ここです。要するに「4月24日に→合意に達する」という修飾ですね。そして、形容-代用詞節は、「代用詞で始ま

る節」なので、一番前に出ているわけです。この修飾関係を正しく読み取らなければ、正しい意味が把握できませ

ん。

日本語訳

The latest session of negotiations could be the last opportunity for them to advance talks ahead of a

summit between Obama and Prime Minister Shinzo Abe on April 24, when both sides are hoping to reach a

broad agreement on market access for agriculture and autos.

「その交渉の最近の会合は、両国が農業と自動車の市場参入に関する広範な合意に達することを期待している4月

24日のオバマと安倍晋三首相との首脳会談の前に、両者が話し合いを進めておく最後の機会になり得た」