Archive for 13th 4月 2014

英文092

Experts urge BOJ to draft exit strategy(2014/04/12のJapanTimesより)

「専門家は、日銀が出口戦略を策定することを要望」

http://www.japantimes.co.jp/news/2014/04/12/business/experts-urge-boj-to-draft-exit-strategy/#.U0kxbPl_uao

With concern mounting about how the BOJ’s unprecedented purchases of government bonds and
risky assets will impact global markets, the G-20 finance chiefs might pressure the BOJ in
the near future to clarify how it will phase out the deflation-busting measures.

単語チェック
*concern<名詞>不安
*mount <動詞1>高まる
*BOJ<名詞>日本銀行
*unprecedented<形容詞>前例のない
*government bonds<名詞>国債
*asset<名詞>資産
*finance chief<名詞>財務大臣
*pressure<動詞5>圧力をかける
*clarify<動詞3>明確にする
*phase out<動詞3+副詞>段階的に廃止する
*deflation-busting<形容詞>デフレ防止の
*measure<名詞>手段

まずは、全体の構造を確認してみましょう。

副-前置詞句+イメージ5+副-前置詞句になっています。

では、今回は文頭の副-前置詞句に注目してみましょう。前置詞句は、通常は「前置詞+名詞」とい
う形をしています。しかし、withの場合は例外があります。それは「付帯状況」という用法で、with
の後にイメージ5の動詞の後ろと同じB-B’という形が続きます。イメージ5は「名詞Aが1つの状況
に働きかける動作」を表す型なので、withの後に「1つの状況」が表現されているわけですね。よ
って、withが元々「付帯」を表すので、「付帯状況」という用法になるわけです。

それでは、今回のwithの前置詞句の構造を確認してみましょう。

このように、イメージ5の動詞の後ろの構造が確認できます。意味と捉え方はイメージ5と同じな
ので、with+B+B’の部分は「不安が高まっている状況で」となります。そして、その後の副-前置詞
句の中には名-疑問詞節があります。その内部構造は、

イメージ3です。

では、全体に戻って、全体のB’になっている形容-to原形句の内部構造を確認します。

イメージ3を利用しています。名詞Bの名-疑問詞節の内部構造は、

イメージ3です。

日本語訳

With concern mounting about how the BOJ’s unprecedented purchases of government bonds and
risky assets will impact global markets, the G-20 finance chiefs might pressure the BOJ in
the near future to clarify how it will phase out the deflation-busting measures.

「日銀の前例のない国債とリスクのある資産の購入がどのように世界中の市場に影響する
のかについての不安が高まっている中で、G20の財務大臣たちは、近い将来、日銀に、デフ
レ防止策をどのように段階的に廃止するのかを明確にするように圧力をかけるかもしれな
い」