Archive for 24th 7月 2010

英文012

今回は、北朝鮮の拉致被害者のニュースからです。

Abductee Taguchi seen six years ago: Nakai(2010/07/23のJapanTimesより)

「拉致被害者Taguchiは6年前に目撃されていた」

 

Kidnap victim Yaeko Taguchi was alive and well in Pyongyang apparently after the North in 2002 allowed what it claimed were the five surviving Japanese abductees to return home, a Cabinet member indicated Thursday.

単語チェック
*kidnap victim<名詞>拉致被害者
*alive<形容詞>生きている
*well<形容詞>元気な
*apparently<副詞>おそらく
*allow<動詞5>許可する
*claim<動詞3>主張する
*surviving<形容詞>生存している
*abductee<名詞>拉致被害者
*return<動詞1>帰る
*indicate<動詞3>示す

構造チェック

まずは、英文全体の構造を確認してみましょう。

イメージ2+副-前置詞句+副-サイン節という形に、ソース表示がついています。前半部分は、難しいところはありませんね。

副-サイン節に注目してみましょう。まずは、内部構造を確認します。

イメージ5+副-前置詞句です。この中の名詞Bは、疑問詞で始まっているので、名-疑問詞節です。その内部構造が、ちょっと複雑ですから注意してください。このままの形では、構造がわかりにくいので、前に出ている疑問詞を元の位置に戻してみましょう。

it claimed what were the five surviving Japanese abductees

この形が、元の形になります。その構造は、

イメージ3です。そして、この中の名詞Bは、名-疑問詞節です。その内部構造は、

イメージ2です。そして、これは、確定の名-疑問詞節なので、「何が、5人の生存している日本人拉致被害者」という意味ではなく、「5人の生存している日本人拉致被害者であるもの」という意味です。それを頭に入れて、

what it claimed were the five surviving Japanese abductees   

これを考えると、「それ(北朝鮮)が、5人の生存している日本人拉致被害者であると主張したもの」ということになります。

では、前に戻って、イメージ5のB’を見てみましょう。これは、名詞Bの存在状態を説明する形容-to原形句です。その内部構造は、

イメージ1+副詞を利用しています。homeは副詞なので注意してください。

日本語訳

Kidnap victim Yaeko Taguchi was alive and well in Pyongyang apparently after the North in 2002 allowed what it claimed were the five surviving Japanese abductees to return home, a Cabinet member indicated Thursday.

「拉致被害者のYaeko Taguchiは、北朝鮮が2002年に5人の生存日本人拉致被害者であると主張した人たちが帰国するのを許可した後もおそらく、平壌で生きて元気にしていた—ある閣僚が木曜日に示した。

ニュース全文へのリンク

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20100723a1.html