Archive for 12th 7月 2010

英文006

今回は、日本のイルカ漁についての映画のニュースからです。

Video shows dolphin suicide try: ‘Cove’ star(2010/07/12のJapanTimesより)

「イルカの自殺未遂だ:Coveの主役」

 

The star of the documentary “The Cove” about the annual dolphin hunt in Taiji, Wakayama Prefecture, says video footage showing a dolphin jumping out of an aquarium tank underlines the cruelty of captivity and that all of the creatures should be set free.

単語チェック
*star<名詞>主役
*annual<形容詞>毎年の
*hunt<名詞>漁
*video footage<名詞>ビデオ映像
*aquarium tank<名詞>水族館の水槽
*underline<動詞3>明確に示す
*cruelty<名詞>残虐さ
*captivity<名詞>監禁
*creature<名詞>生物

構造チェック

まずは、英文全体の構造を確認してみましょう。

全体は、イメージ3です。

名詞Bは、名-サイン節が2つあって、andで結ばれています。1つ1つ見てみましょう。まず、前半の内部構造を確認してみましょう。

イメージ3です。この中の名詞Aには、形容-分詞句の修飾がついています。その内部構造は、

イメージ3を利用しています。この中の名詞Bにも、形容-分詞句の修飾がついています。その内部構造は、

イメージ1+副-前置詞句を利用しています。

では、全体に戻って、もう1つの名-サイン節を見てみましょう。

that all of the creatures should be set free

こちらは、名詞節のサインのthatがついていますね。1つめの名-サイン節のthatは省略されていましたが、こちらのthatは省略することができませんので注意してください。こちらのthatを省略してしまうと、ここが名-サイン節ではなく、別の英文になってしまいます。1つめの名-サイン節の場合は、saysのすぐ後にあって、thatを省略しても間違えることがないので、省略されることが普通です。その内部構造は、

イメージ2(イメージ5の受け身)です。イメージ5を受け身にするとイメージ2になりますね(テキスト114p)。

日本語訳

The star of the documentary “The Cove” about the annual dolphin hunt in Taiji, Wakayama Prefecture, says video footage showing a dolphin jumping out of an aquarium tank underlines the cruelty of captivity and that all of the creatures should be set free.

「和歌山県太地町の毎年のイルカ漁についてのドキュメンタリー”The Cove”の主役は、水族館の水槽から飛び出るイルカを映しているビデオ映像は、監禁の残酷さを明確に示していて、その生物は皆、放流されるべきであると語っている。」

ニュース全文へのリンク 

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20100712b1.html